マンションに住む当事者として生まれた思い…
私は1人の息子を持つ母であり共働きのどこにでもいる主婦。
そんな私が、理事長を務めながら、なぜマンション備災の推進をしているのか。
現在 理事長4年目。修繕委員と自治会役員をも経験したことから…
◆過去の災害で、復旧は管理組合が担わなくてはならないことの大変さを体験したから
◆大規模修繕委員になり、建物・設備の適正な維持管理の必要性を知ったから
◆大きな声ではなく、小さな声を拾えなくては、合意形成が成り立たないことを体験したから
◆管理会社は、一生懸命サポートしてくださるが、「結論を出す」のは管理組合自身と知ったから
◆生活の場での居住者間の話し合いは、時に大人のいじめの対象者を生むことがあるんだと…。等々
「マンションに住む=他人とは一切かかわらなくて良い」
と思い住まわれている方がほとんどですが、自分達のマンションは自分達(管理組合)で話合い、
どのように住み、住み繋ぐかを考えなければならないもの。
しかし、正論を振りかざせば、かざすほど人は遠ざかっていってしまいます。
だって、面倒なんですもの、誰かがやってくれればいい…。
でも、管理組合は全員が平等の責任と権限を持っているんです。
だから、主婦の私も真剣に自分のマンションの事を考え、声を出し、行動しなくてはと気づいてしまったのです。そして、負担はシェアした方が良い!
それならば、「マンションで災害にあったらどうなるのか」 をイメージすることから話す機会をつくったら、管理組合の運営も他人事ではないことに気づいてくれる人が出てくるはず。家族の中でも!
ならば「マンション備災」を考えることをお手伝いしながら、管理組合の運営をまとめていけないかしら?
復旧の際のお金も考えなくてはならない。自然と管理組合の運営に携わっていくことになるんです。
家族を愛する・自分も愛する→自分の住まいを愛する→自分たちのマンションを愛する→マンションのある地域を愛する→地域のある都市を愛する
そして、災害時、命と住まいの被害が少ないマンションの居住者が増えれば、
その人材も建物も災害時の大きな力となります。
そう考えたら・・・地域からも愛されるマンションにもなれますよね。
Happy♫! なんていうオマケも生まれます。
せっかく地震にも強く、長く住めるマンションに住むんですもの。
未来に住み繋いでいけるように「自分達のマンションを愛して欲しい!」
せっかく一緒に住むんですもの。
ほどよい距離感で 「お互い様」と笑顔で暮らし、
問題発生時には、とことん話し合い
「そうだよね、そうしましょう」と最後に決めれれば良いんです。
災害に備えることは日頃からの管理組合の運営力。そのために、まずは各々の管理組合様の日頃の管理運営をしっかり運営しておくこと。建物・設備の維持管理から居住者の皆様の合意形成力を高めるお手伝いをいたします。分譲マンションの管理組合の運営の重要性に『気づき』の場所を作り手と手を繋ぐ橋渡しをしていくのが マンショライフブランディングです。
街と共に住み繋ぐマンションを…
~Wooマンボープロジェクト~ 濱田 晴子